人間賛歌ブログ

映画、音楽、仕事、食べ物、、自分が取り込んだもので自分がどうやって成長していくかの記録です。

ここだけの話。

この間のユーストリームで「(笑)」について大学生たちが議論をしていた。

ここで言う(笑)とはスイーツ(笑)リア充(笑)意識が高い学生(笑)など、ある対象を嘲笑するときに使われるものである。今回の議論ではこの(笑)をいかになくすか、が議論の焦点であった。(途中から見ていたので、間違っているかも)

ここからは私が思ったことを。
(笑)を使うのは誰か。それは、リア充でもなくスイーツでもなく意識が高い学生でもない。それらのクラスタからはじき出された者である。彼らは自身の立ち居地の確保のために(笑)を使うのではないか。
わたしの所属するサークルはリア充でもなくスイーツの集団でもない。それらのクラスタに所属できない人間が大半である。そうやって、群れて自分達のポジションを確立する。嘲笑し、彼らに追いつこう、追い越そうとはしない。あくまで、その位置に甘んじ、リア充たちを馬鹿にするだけなのだ。
とまあ、書いてみたが自分自身もスイーツ(笑)リア充(笑)と馬鹿にしていたので、自戒もこめてここに書こう(自戒をこめてるつもりである)。彼らを馬鹿にするのは簡単である。そうやって馬鹿にすることで、「あいつらとは違う」とアイデンティティを確立するのはよしとしよう。しかし、そこから君は何をするんだ。馬鹿にして終わりかい?「あいつらは西野カナを聞いている。だけど、俺はジャズを聴いている。エヴァンスを知っている。ゲッツを知っている。コルトレーンを知っている」だから、何なのだ。

その一歩先に行くことが重要なのだ。ツイッターでリア友たちが「今日は面接だ!頑張らなきゃ!」とつぶやくのを見る。はい、馬鹿にしてます。なんかちげーだろと。馬鹿にしてもいいけど、自分はどうなの。せいぜい、同じところにいるか、彼らの一方白にいるんじゃないの。

一泡吹かせてやろうぜ。あいつらにも。自分にも。