人間賛歌ブログ

映画、音楽、仕事、食べ物、、自分が取り込んだもので自分がどうやって成長していくかの記録です。

去年から友人たちと映像を作っている。映像を作っている人たちからしたら、僕らのそれはきっとしょうもないものに見えるだろう。いや、僕の周りにいる友人たちが見ても、ただの遊びにしか見えないだろう。それでも、僕らは自分たちは出来るんだという、根拠のない自信を頼りにやってきた。いや、ただただ作ることが楽しかったのかもしれない。
そんなものづくりを通じて、人に見られることを自覚することについて考えるようになった。この作品を見た人がどう受け取ってくれるのか。面白いと感じるんだろうか。自分たちが考えるコンセプトは伝わるのだろうか。映像を作るときも四人で集まって、話し合ってきた。

今日電車で論文を読む男性を見かけた。どこかの大学の教授なのだろう。隣で寝ている人の横で熱心に論文を読んでいた。そのとき僕は自分が学校に提出した論文を思い出した。ぼくは人に読ませられる論文を書けたのだろうか。どこか自分が読めればいいやと考えていた。
論文にしろ映像にしろ、読み手や受け手を無視したモノは受け入れられないし、それは駄作なのだろう。きっと今作成している映像が学生最後の作品になる。気を引き締めて頑張ろう。