初詣に行ってきた。

今日は初詣に行ってきた。僕は特に信心深いわけではないけれど、初詣をすることとお雑煮を食べることで、ステレオタイプな正月を味わいたいのだと思う。なんとなく3が日のあいだにお参りをするというのは、この5年間ほど続いている。

自宅から徒歩で時間にして20分ほどのところにある神社に今年もお参りに行く。去年は友人と行ったが、今年は1人だ。お参りにいく人数などはあまり気にしない。むしろ、誰か知り合いがいるとなんだか小っ恥ずかしい気持ちになる。お賽銭を投げて、礼をして拍手して、再び礼をする。この動作を知り合いに見られていると思うと寒気がする。そういうわけで、よほど仲がいい友人でない限り一緒には行きたくない。（こちらからは誘いたくない）
神社に足を踏み入れると、たくさんの参拝客がいた。このド田舎によくもまあこんなにも人がいたもんだと毎年感心する。そしてどこにこれだけの人がこのド田舎に隠れていたのだと毎年のことながら思う。敷地内では流石にポケットに手を突っ込んで歩くのは失礼だろうなと勝手に思い、ポケットから手を出して歩く。境内までの道すがら、ある親子のやり取りが耳に飛び込んできた。

息子「トントントントン…？」

父親「ワシントン！！」

せめて友人と歩いていたら、人目もはばからず思い切り笑えただろう。しかし、今は1人である。参拝している姿を友人に見られたくないというしょうもない理由で1人なのである。笑いをこらえるので必死だった初詣だった。

追記。
この日に高校時代に好きだった、告白したあの子を見かけた。カーキ色のコートがよく似合っていた気もしたが、動考えても、今年はカーキ色のコートを着た女の人多すぎだ。