人間賛歌ブログ

映画、音楽、仕事、食べ物、、自分が取り込んだもので自分がどうやって成長していくかの記録です。

英ペラと「音楽は基本雑食ですw」野郎と物差し。

昨日は友人と友人の内定先の方とカレーパーティーをしてきました。

(イメージ)

知り合って、即冷蔵庫を開ける。その時間実に刹那。初めての経験でした。気の知れた友人の家でもそんなことしなかったぞ。お姉さん宅でカレーをつくり、みなさんで美味しく頂きました。10人ほど集まって、友人の内定先の話10%、そこにいた大学3年生の恋の話90%の割合で、パーティーは楽しく進んでいきました。実際、ボクも色々な方のお話を聞くことができたので、楽しかったのですが、色々と引っかかる点が。

「〇〇くん、英語ペラペラだよね〜」

「〇〇くん、音楽色々知ってるよね〜」

「〇〇というアーティストはJ-popの礎を築いたんです!」

とか、色んな会話が飛び交ってるのを見て(聞いていて)、ペラペラだとか色々知ってるだとか、J-popの礎だとか、その基準ってなんだよ。と終始突っ込みたくて突っ込みたくてたまりませんでした。その基準って結局自分の主観じゃねーかと思いながら、紙コップに注がれたウーロン茶を啜っていました。

安藤裕子とかsalyuとか好きなんですよ」

と、得意げに話す友人を見て、(うわ、こいつ趣味分かりやすっ)と前々から思っていましたが、改めて思ってると、

「ま、ボク色々聞きますけどね、雑食ですw」
とか言っていて、悲しくなりました。同じジャズ研に所属して、自分達の周りには本当にいろんな音楽について知っている人がいるのを知っているのに、「基本、雑食ですw」と言った友人をこれからどんな目で見たらいいんでしょうか。ボクの個人的な意見なんですけど、音楽をすごく聞き込んでる人だったり、その道に関して深く精通している人って自分からそのことについて話したがらないイメージなんです。あくまでも聞かれたら答えるっていうスタンス。能ある鷹は爪を隠すなんて諺がありますが、まさにその通りなんですよ。なんだかなあ。
結局、音楽をよく聞くだとか、英語がペラペラだとかって、自分の中にある基準で物事を図るってことじゃないですか。なんかのマンガで「てめえの物差しで計るんじゃねえよ!!」って台詞がありましたが、まさにそれ。友人の音楽の物差しは15cmしかなくて、その「雑食っすw」発言に引っかかってしまうのは、自分の音楽の物差しが彼より長いからなんですかね。結局、人には人それぞれの物差しで自分の基準を計るしかないんですかね。上にも書きましたが、友人はジャズ研で音楽についてすごく詳しく知っている人間を自分の目で見てきたにも関わらず、「自分、雑食っすからw」とかって言ってしまうのですかね。昨日の会話をウーロン茶を啜りながら、見ていた僕は本当に悲しくなりました。

初対面の人を相手にしていたから、「自分、基本雑食っすw」と友人が言っていた可能性もあるので、あまり友人に対して悲しくなるのはこれっきりでやめようと思いました。とりあえず、「基本、雑食っすw」が気にならないくらい、自分は色んな物を自分の目で見て、そのことに対して色んな感情を持ちたいと思ったパーティーでした。